情報学部峰野研究室がAI技術による植物の萎れ具合の予測に成功しました。

本学情報学部峰野研究室がAI技術による植物の萎れ具合の予測に成功しました。


 この度、峰野研究室ではマルチモーダル深層学習という新たなAI技術によって植物の萎れ具合の予測に成功しました。例えばトマトの養液栽培において、ストレスをかけると高糖度なトマトを収穫できることが知られていますが、緻密な潅水制御が重要なため熟練農家の匠の技の結晶でした。高齢化による熟練農家のリタイヤや、気象変動による周年生産の不安定性,労働の厳しさによる担い手不足という課題に対し、経験と勘に基づいて習得していた熟練農家のノウハウをAI技術によって伝承できる可能性が示されました。
 収集容易な低解像度の定点カメラ画像と、環境データ(温度、湿度、明るさ)といった異なるデータを組み合わせて、植物の萎れ具合を表現する特徴量を上手に抽出できる技術を発明し、数時間後の植物の萎れ具合を高精度に予測できるようになりました。これにより、植物のストレス状況に応じた緻密な潅水制御を自動化できるようになり高品質な果実栽培といった農業分野においてもIoTやAI技術を利活用した革新的栽培モデルの確立が期待されます。
 本成果に関する論文は国際ジャーナルKnowledge-Based Systemsにて公表されました。

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(2017年7月31日掲載記事)

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